My hero,my mystery

特撮ヒーローとミステリのブログです

仮面ライダーを振り返る①

 特撮ヒーローの回顧録は先に一度やりましたが、かなりざっくりとしたものだったので、改めて振り返りたいと思います。

kyoshirou2021.hatenablog.jp

 昭和の初代仮面ライダー1号本郷猛についてはリアタイの記憶がほとんどありません。あとの時代になっておぼろげな記憶が補完されたといったところでしょうか。それは2号以降も同様なんですけど、2号一文字隼人が初恋の人、お気に入りだったことは確かです。

  V3風見史郎に関しては先の先輩ライダー二人が何かにつけて面倒をみていた(笑)印象が強かった感じ。ライダーマン結城丈二は「えっ、顔半分出てるじゃん」といったように、あまりいいイメージはなかったですね。今にして思えば『サブライダー』の走りだったんだけど。

 Xライダー神敬介は気分を一新したというか、メカニックなスタイルが斬新でした。2号に次いで❤だったんだけど、女絡みが多くて幻滅した覚えがあります。アマゾンは放送局の関係で視聴できず、日本人名もド忘れ。ほとんど印象になく、その知識ものちの補完が大半だと思います。ストロンガーはね、もう記憶にとどめるのをやめた感があるな。ベースはカブトムシだし、テントウムシの女キャラ出てくるし。「天が呼ぶ 地が呼ぶ 人が呼ぶ……」の、ミエを切る時のセリフはよく覚えているんだけど。なんでや。自分の年齢が上がってきて、特撮からは足を洗いつつあったのも影響していましたね。要は関心がなくなったということです。

 昭和ライダーはここまでが一期ですよね? それ以降、つまり二期があったことは平成になるまで知りませんでした。スカイライダー~ブラックRXまでですね。自分の子供がライダーにハマるようになり、昭和ライダーの音楽CDも購入して振り返ってみたところ「昭和二期があったんだ」という感じ。ブラックとRXには興味が持てましたが、その他は敢えてチェックする気にはならなかったな。だって変身前のお兄さんたちが好みじゃなかったんだもん。やっぱそこ、重要。

 ちなみにライダーでデビューしたのに、有名俳優の仲間入りしたとたん、ライダーやってたことに言及されるのを嫌がる人がいましたけど「ライダーなめんなよっ!」そのくせ平成ライダー出身の若手がチヤホヤされていたら自分もライダーだったとか言うの、ポリシーなさすぎ。めっちゃ幻滅したわ。初代藤岡弘、氏を見ろ! 本郷猛であったことに誇りを持ってる、さすがレジェンド。

 さて、平成ライダーが始まりました。結婚して男の子が生まれれば、その子が特撮ヒーローにハマるのはおたふくかぜみたいなもの。長男は祖父母に買ってもらったライダーベルトをどこへ行くにも着用していましたね。親としては番組を一緒に視聴するのも当然の成り行きなんだけど、それにしても初代平成ライダーのクウガには度肝を抜かれました。なにこのリアリティ。映像から設定からストーリー、もうワシの知っているライダーじゃねえよ。スリルとサスペンス溢れる展開に、子供よりも親が夢中になって興奮、手に汗握っていました。

 色によって機能が違う、四つの(ライジングを合わせるともっと多いけど)フォームチェンジも良かった。ペガサスフォームにチェンジする時、一条刑事が拳銃を渡す「五代、受け取れ!」が親戚中で流行りました(笑)。何かを手渡す際にいちいち「五代……」を引用するの。ウザイね。クウガは敵キャラの人間体という設定も良かったな。ヒーローを演じた方々が怪人側で出演するのも驚きと楽しみがありました。純烈リーダーのガオブラックさんのカメやら、ニンジャイエローさんのハチやら。

 

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「五代受け取れ!」の結果

 続いてのアギトになると、サブライダー二人が設定されていたのは良かったのですが、世界観がわかりづらいと思いました。理解できる幼稚園児~小学生がどれだけいたのだろう。次の竜騎の方がまだ受け入れられていたかな。あれもまあ、なかなかの世界観だったけど。ライダー同士が戦うとか、ミラーワールドなる世界、そもそも仮面ライダーという「正義の味方」であるはずだった存在をそうではないものにしたという設定の斬新さには驚きました。最終回の前に主役が死亡するなど、こちらの想像の上をいくストーリー展開もね。それでは、この続きは②にて。