My hero,my mystery

特撮ヒーローとミステリのブログです

スーパー戦隊を振り返る②

 平成ライダーが始まった2000年は戦隊シリーズにとっても記念すべき年であり「スーパー戦隊シリーズ」という名称が使われるようになったのはこの年からだったと記憶しています。

 節目の年に相応しく作られた作品が『未来戦隊タイムレンジャー』。未来から逃亡してきた悪者と、それを追ってやってきた時間保護局のメンバー。彼らと現代の若者がチームになって悪と戦うというストーリーは子供たちにとっては若干難しく、その分大人からの支持を得て、何よりもこのワシがハマりました(笑)。

 

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未来戦隊タイムレンジャー

 レッドとピンク、イエローとカメラマンの女性との恋愛模様もメガレンジャーとは違って大人のラブストーリーだし、かといって、ジェットマンのようにドロドロしていないから本筋の邪魔になっていないところもマル。レッドのライバルポジキャラまで登場して、ライバル上等のワシとしては泣けるぜ。戦隊シリーズにはつきものの、巨大ロボのデザインもスタイリッシュで、玩具で初めてロボを購入しました。

 ①で述べたように、ゴーゴーファイブヲタクの妹一家はショーも観に行くほどになったけど、その現象(笑)は一年後の我が家に。そう、後楽園ゆうえんちではないのですが、他の場所で行われたタイムレンジャーショーに行きました。役者さんの参加はタイムレッド・浅見竜也役の永井大氏一人だけど、彼だけで充分(笑)。その時の写真が☟

 

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タイムレンジャーショー 暗くてわかりづらいけど真ん中が永井大氏

 タイムレンジャーはマジでハマッたし、自分史上イチの戦隊だったな。

 翌2001年は『百獣戦隊ガオレンジャー』。レッドがライオン、イエローがワシ、ブルーがサメといったように、強い生き物を集めての戦隊で、いくらか子供向けに戻ってきた感が。この作品は役者の皆さんのラインナップがなかなかですが、それはまた別の記事で。妹一家もウチもまだまだ盛り上がっており、これまた別の場所の、役者さんの参加はナシのショーに行きました。

 2002年『忍風戦隊ハリケンジャー』以降になると我々の中での戦隊ブームは一気に下がり、子供たちは番組を観なくなりました。ライダーに比べて花の命が短いのはやはり内容がよりお子様向けだったからかな。親としても、子供が観ないのにビデオ録画してまでチェックする気にはならず情熱ダダ下がり。ゆえに、2003年以降の戦隊でデビューして有名になった役者さんについてもわからなくなり、また、再三登場のNoB氏が2006年の『轟轟戦隊ボウケンジャー』のテーマを歌っていたことも随分あとになるまで知らずにいた次第です。

 ライダーにしろ戦隊にしろ、そこに役者として参加していた若手の皆さんがその後有名になった時、職場に於いてそういう情報を知らない同僚に「あの人は仮面ライダー〇〇だった」とか「〇〇戦隊のレッドをやっていた」などと自慢げに話し、相手が「へえーっ、そうだったの?」というリアクションを見るのが、ある意味カタルシスだったのに、特撮情報にすっかり疎くなってしまい、そんな場面もなくなりました。

 こんなワシがこの期に及んで、役者さんたちについて語るのもいかがなものかとも思いますが、自分で好きにやってるブログだし、まあ、いいかってんで、次の機会には特撮出身の役者さんたちについて語りたいと思います。……が、ミステリのカテゴリがすっかり置いてけぼり。次は久々にミステリの話にします。