My hero,my mystery

特撮ヒーローとミステリのブログです

お気に入りヒーロー役者さんたちについて語っちゃおう(平成ライダー編②)

 めちゃめちゃ久しぶりに特撮ヒーロージャンルの記事を書きます。前回のではクウガから555までを取り上げました。お次の五作目は平成ライダーの中で一番のお気に入り、剣(ブレイド)です。わっほー

kyoshirou2021.hatenablog.jp

 BOARDなる組織に所属し、仮面ライダーを職業とする剣崎一真(メインライダー・ブレイド)椿隆之氏はどストライクで好み。滑舌が悪いとか演技がイマイチ等、あれこれ言われていましたけど、番組終盤では見違えるほど上手になりました。剣崎のキャラ設定は一途で真っ直ぐ、友情に厚くて、まさに少年漫画の主人公タイプ。世界の平和を守ると共に、仲間である始のために、いわば自己犠牲を払うといったストーリー展開もワシ好みのため、剣崎と椿氏がリンクして、ワシにとっての№1ライダーに輝いたわけです。椿氏は何年か前に、暴漢に襲われるという事件に巻き込まれてニュースにもなりました。かなりの御苦労の上に芸能活動を再開されたようですが、今後の御活躍をお祈り申し上げます。

 

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仮面ライダーブレイド・剣崎一真(椿隆之)

 橘朔也(サブライダー・ギャレン)の天野浩成氏はその後、フォーゼにも出演、ライダー作品二作を経験したわけですが、妻の雛形あきこ氏と共にバラエティにて大ブレイク。まさかあそこまでおとぼけな人とは思いませんでした。相川始(サブ・カリス)森本亮治氏も役柄はクールを通り越してニヒルですが、本当はお笑い大好きだとか。当時、特撮同人のBLとして、一真×始のCPって存在していたんじゃないかって気もする。ワシが現役だったら活動していた可能性も(笑)。

 最後に上城睦月(サブ・レンゲル)の北条隆博氏。トランプがモチーフのブレイドですからライダーが四人登場するのは当然としても、レンゲルだけ付け足し感が……設定と脚本、もうちょっとどうにかならなかったのかと。また、変身はしませんがライダーたちをサポートする白井虎太郎・竹財輝之助氏もイケメンです。サポート役というのは昭和1号ライダーの昔から「おやっさん」すなわちオジサンがやるものという伝統?があり、クウガやアギトもそう。竜騎のサポートはオバサンですが、若い男って珍しいなと。そういや555も若い男性でしたね、思い込みはよくないな、失礼しました。

 六作目の響鬼。この作品になってから、我が家ではライダーシリーズを視聴しなくなりました。ライダーシリーズは若手俳優の登竜門と騒がれるようになって久しく、そんな中での日高仁史(メイン・ヒビキ)細川茂樹氏というベテランのキャスティングにはそれなりに意味があったのでしょうが、いかんせん内容が息子たちの趣味に合わず、親の方も敢えて細川ライダーを観る気もないので、いつしか立ち消えに。

 その後、十一作目のWまでリアタイ視聴はなかったのですが、Wを観るようになった長男が七作目以降のDVDをレンタル。といったわけで、七作目のカブトに続きます。

 天道総司(メイン・カブト)水嶋ヒロ氏。この辺りから平成ライダー出身の若手が次々にブレイクするようになりましたね。天道はこれまでの主人公=熱血キャラとは違い、クールなオレ様系。そんな佇まいが我が家の次男に似ているため、彼はカブトと呼ばれることに(笑)。加賀美新(サブ・ガタック)佐藤祐基氏、神代剣(サブ・サソード)山本裕典氏、風間大介(サブ・ドレイク)加藤和樹氏、と、カブトにはたくさんのサブライダーが登場しますが、それらは皆、次男の友人にキャスティングされていました。また、これがピッタリ合うんだわ。サブを演じた役者の中では山本氏がブレイク。ただし、問題を起こして休業したのか復帰したのか、ともかくそんな感じ。

 八作目は平成ライダー史上最も有名な電王。何といっても主人公の野上良太郎が今をときめく佐藤健氏ですからね。その他、桜井侑斗(サブ・ゼロノス)中村優一氏や良太郎の孫、幸太郎・桜田通氏なども登場するのですが、メインの電王自身が四つ以上のフォームチェンジをするため、印象強すぎな感じ。

 九作目のキバに関しては、長男が興味を持たずDVD視聴もないため、内容は先の本『変身伝』での確認のみ。紅渡(メイン・キバ)の瀬戸康史氏はキバを演じてからかなり経ってブレイクした感じですよね。彼がライダー出身と知らない方も多いのでは? サブライダーは何人か登場しますが、特筆すべきなのはキング(ダークキバ)新納慎也氏。大河ドラマに登場してびっくり。また、劇場版では杉村隆(アーク)の役としてネプチューンのホリケンこと堀内健氏が登場していました。なんでまた? しかもラスボス役。それにしても『杉村隆』って、その役名、どうにかならんかったんか? ラスボスなのに普通すぎる。もっと強そうな名前にして欲しい、鬼〇辻とか(笑)。

 さて、平成ライダーシリーズを1期、2期、3期というように分けたということを最近になって知りまして、110までが1期、その締めくくりが十作目のディケイド。クウガに始まる平成ライダーから昭和ライダーの一部も登場して、ある種お祭り状態。V3のピンチに駆けつける12号の時のように、過去キャラが出てくるのは嬉しいもの。ただし、クウガ等に変身する役がオリジナルではなく新規設定の役者さんで、まあ、有名になった方も多いから、ギャラやスケジュールの関係で無理だったんだろうとは思うけど、ちょっと残念な感じ。

 そんな中でも、レジェンドと呼んでもいい、ブラックの倉田てつを氏の登場は胸アツでしたね。オリジナルのメンツでは椿氏や瀬戸氏も登場したし、劇場版ではあのGACKT氏が結城丈二(ライダーマン)を演じたってんだから、侮れない。スゴい。

 けっきょく、またしてもブレイドがお気に入りということしか書いていない記事だな。それでは、W以降の2期についてはにて。